2018-05-08 寺山修司 5月4日は、寺山修司の命日だったそうだ。何気なしに、ピアノの上においてあった寺山修司の詩を読んで甚く感動して、想いを共有したいとネットを開いた。この経験、2度目だ。まえは、河合隼雄だった。だれかを思い出すのは、その人の生まれた日ではなく、命日なのかもしれない。この世に名を残した人は幸せだ。死んでもなお、想ってくれる人がいる。でも、本当は、誰よりも淋しがり屋なのかもしれない。誰かに想ってもらわないと、あの世で浮かばれないのかもしれない。シュトラウスの万霊節が頭を過ぎる。死んでも、魂は、この世に残るのだろうか。そうだとしたら、想いや祈りは届く気がした。